プラスチック、ビニール、なぜ悪い?
- 2020年4月27日
- 環境のこと
プラスチック、ビニール、なぜ悪い?
化石燃料(石油)から作られていて、化石燃料からは大量の二酸化炭素がでて、今私たちが経験している大災害級の気候変動を引き起こしているからという記事を以前に投稿しました。
その他にもの問題があった(*_*;
マイクロプラスチック問題です。
マイクロプラスチックとは、5mm以下のプラスチックのことです。
ビニールごみ、プラスチックごみが投げ捨てられるとどうなるか。
自然が汚い、見た目が悪い、動物が飲み込んで死んでしまう、それだけでは無いようです。
身の周りでもあるように、太陽の光と時間とともに洗濯ばさみがボロボロにくだけたり、セロハンテープがボロボロになったりしますね。
そんな要領で、自然に捨てられたビニールも太陽の光でボロボロになり、小さな小さなマイクロプラスチックなります。
「小さくなるんじゃ解決、ラッキー」と思うかもしれませんが、プラスチックが完全に分解されるまで数百年~数千年かかると言われています。
(https://lessplasticlife.com/marineplastic/driver/plastic_fossils/?fbclid=IwAR105b0otmlnNOruYLOfjJeNl4kcwh2I03T4gxOcMzy_rkc7wnTueeLW6fw)
そして、やっかいなことに小さなプラスチックは回収が困難。
さらにやっかいなことに、プラスチックは有害な環境物質、人体のホルモンバランスを狂わせる環境ホルモンを吸着するということです。
マイクロプラスチックになったビニールは、自然界に拡散してもはや回収不可能。
数百年~数千年にわたり残り続け、毒性の強い環境物質・環境ホルモンを吸着しながら、魚や動物たちの体内に入り動植物を傷つけ、そんな動植物を食べる私たちにマイクロプラスチック&毒が返ってくる。
自然を汚し、動植物たちを傷つけ、最後に自分に返ってくるなんて、
良い事が何一つないじゃないか^^;
正しく焼却処理されれば大量の二酸化炭素、自然に投げ捨てられればマイクロプラスチック汚染。
やっぱり、使用量を減らすのが一番なのですね。
私は、減らせるように気を付けてみます。