茅の輪って手作りなんだ(・o・)
- 2019年11月 9日
- 神社仏閣
私も先日、天満宮に行ってきました。
ここは、宮司さんもニコニコ穏やかで人柄で、神社の境内もどこか温かい感じの神社です。
ちなみに、みなさん、
茅の輪くぐりって知っていますか?
年末年始頃の神社にある大きな藁の輪っかを八の字にくぐるやつ。
これは結構みなさん知っている人が多いと思います。
茅の輪くぐりで私達の心身を祓い清めてくれるありがたいものです。
では、あの大きな茅の輪ってどうやって作っているか知っていますか?
私もこの日、天満宮に行って初めてしりました^^;
朝早くというほどでもないですが、午前10時ころ神社の駐車場についたとき、すでに車が10台以上停まっているではないですか。
私:「あれっ、今日は地域のおまつり?」
そう思って、神社に参拝したら、地元のおじいちゃん達が、みんなであーだこーだと言いながら、あっちいったりこっちいったり、寸法を図ったていたりしているじゃないですか。
10人ほどいるおじいちゃんの周りには大量の藁。
私:(何をつくっているのだろう??)
そうしていたら、5人が黙々と藁を編む班、5人ざ境内に中央で何やら作業をする班に分かれて境内側のおじいちゃんが5人がかりで、協働作業。
「もっとそっち引っ張って!」
「こっちねじるよ!!」
「はい、OK!!」
「次はこっちこっち!」
「ちょっとちょっと!そこ引っ張っちゃだめ!」
声を掛け合い、ときに喧嘩をしながらも、一生懸命な作業です。
これをみて、わかりました。
「(ピコーン!!)お正月の茅の輪くぐりの輪っかを作っているんだ~」
それと同時に思ったこと。
『今まで、何も考えずにくぐっていた茅の輪。
ここをくぐれば心身を浄化してくるれ、という知識だけを知って、なんとなくくぐっていた茅の輪。
この作業、多分この感じだと、おじいちゃん10人がかりでも半日以上、もしかしたら1日がかり何じゃない?
茅の輪って、なんだか勝手にあるものだと思ってしまっていたけど、こんなにも時間と手間をかけて作っていたんだ、、、
地元のおじいちゃん達が参拝者のために休日返上で、こんなにも時間をかけて作っていてくれて、ほうんとうにありがたいな、、、
今度、茅の輪をくぐらせていただくときは、作ってくれた人たちの想いに感謝して、心身を浄化してくれる茅の輪と神社に感謝して、くぐるようにしょう』
今までの「当たり前」思想におぼれていた自分に反省をしつつ、
感謝の気持ちに溢れました。
考えてみれば、自分の周囲にあのもの全て、形あるものって誰かが手をかけて時間をかけて作っているものですね。
誰かが言っていたし、頭ではわかっていたこと、こんな簡単なこと。
どうして、きちんと意識しなかったのだろう^^;